こんにちは、まろです。
あなたは「スクールカースト」という言葉があるのをご存知でしたか?
僕も最近知りましたが、どうやら学校内での身分制度のことらしいです。
この身分制度で、その後の学校生活が明るくなるかどうかが決まるということもあるそうです。
3歳の娘の今後にも関係する事なので少し調べてみました。
今回はそんなスクールカーストの「って何?」「”あるある”」「日本とアメリカの違い」について詳しく紹介していきます。
正直、今はこんな事が起こる時代なんだとビックリしました。
それではいきます。
スクールカーストって何?
本来学校の生徒は平等であり、そこに格差は存在しませんよね。
しかしそれは建前であり、実際には目に見えない身分の差が生じているのが実情です。
同学年であっても明確なグループ分けがあり、それを生徒たちも暗黙の了解として受けています。
こちらをご覧ください。
まあ、どこの学校、どのクラスにもこういう位置づけは存在しますよね。
ところが最近は、生徒間の「暗」にあった関係図が、明らかに目に見える形となって表面化しています。
最初に、「あなたはこの位置づけね」と認知されてしまうと、学校生活の間はほぼこの関係が続くようです。
何だか怖いですよね。
スクールカーストとは、学校内におけるこのような格差や身分制度を表す言葉で、あなたもご存じ通りインドの厳しい身分制度であった「カースト制度」が語源となっています。
上下のグループでうまく住み分けられていれば大きな問題は生じません。
しかし、いじめの構図にも深く関わることも多いため、スクールカーストの存在を社会的な問題として考えている人もいるようです。
スクールカースト”あるある”が面白い!
学校やクラスによって、スクールカーストの具体的な形は異なります。
しかし共通している要素もたくさんあるので簡単なスクールカースト”あるある”を紹介しますね。
上位層によってクラスの雰囲気が決まる。
最上位のグループの性格や人間性によってクラスの雰囲気が決まるのもスクールカーストの特徴の一つ。
スクールカーストの上位者がクラスの代表であり、生徒間の意思の大半を決定します。
上位者に身分の差を強く意識している生徒が多く属していれば、おのずと身分関係の厳しいピリピリとした緊張感のある状態になることが多い一方で、人間性が大らかで性格も穏やかな生徒が上位者ならば、そのクラスはスクールカースト制度があまり関係ない穏やかな雰囲気になります。
まあ、どのグループや組織にしても、「トップ」の考え方や人間性が反映されるのは常ですが。(笑)
先生 > 上位生徒
昔は先生の個性に依存するところが大きかったですが、現代社会においては最上位グループによってクラスの雰囲気が決まることが多くなりました。
教師や先生の影響力が薄くなったどころか、上位の生徒たちに強い態度を見せられない先生も少なくありません。
こういった教師たちは、彼らの機嫌を損ねてしまうとクラス全体に嫌われてしまうことを恐れています。
当然、クラスの決定間は上位グループの意見になります。
先生も無視できませんから。
具体的に言うと、上位の生徒たちの意向を無視してクラスの決定事項や方向性を決めることが出来なかったり、下位グループの生徒に冷たく当たったりと、上位の生徒との関係を良好に保てないと、もう教師としての立場を守っていけない先生も少なからず出てきています。
言い換えると、先生は上位の生徒と仲良くすることによって、他の生徒への威厳も保っていると言えます。それが分かったうえで、クラスの上位グループの生徒や他の生徒たちとの関係に四苦八苦している先生も多いようです。
さらにひどくなると、上位の生徒と下位の生徒とに向ける態度が変わる教師もいます。
上位の生徒が失敗や宿題を忘れても多めに見る一方で、下位に生徒が同じ失敗をすると、クラスの前で説教したりとか普通にあるようです。
このような教師は、本当に生徒を指導する教師なんでしょうか。
疑問ですね。
勘違いしている。
特権階級ともいえる上位のグループに入りたいと考える生徒はたくさんいます。
しかし、自分は属しているものだと勘違いしている学生も多くいるのです。
調子に乗って自分の存在をアピールして大きく見せようととすると、クラスの上位のグループからは当然相手にされず、下位の生徒たちからも相手にしてもらえなくなります。
さらに上位だと勘違いしていたときの振舞いが悪ければ、下位のグループにもなかなか入れてもらえません。
その結果、どこにも所属できずに「最下位」の位置づけとして見られることになります。
もしかしてこれが一番怖いかもしれませんね。(笑)
どの階級にも属さない
稀に、どのグループに所属していなくてもスクールカーストの身分も低くない学生もいます。
誰ともで分け隔てなく接する明るく気さくなタイプか、別にスクール―カーストを何とも思っていない人間的に大きい生徒などがそうです。
また、勉強や運動能力の高さで注目されてスクールカーストなど関係ないタイプの学生もいます。
こういった生徒たちは、周りからも一目置かれるために、スクールカーストという小さな枠には収まりません。
個人的はスクールカーストなんか我関せず、という考えがクールで格好いいと思います。
どうですか?
スクールカーストのアメリカや日本の違いを調査!
スクールカーストは日本に限ったものではありません。
実はアメリカにも根付いており、しかも日本より強烈な格差を生み出しているケースが多くあります。
アメリカでのスクールカースト
もともとアメリカには人種差別の歴史があり、スクールカーストの土壌がしっかりと育まれていた状態でした。
一般的には、ハイスクールに入ったときから本格的に始まることになります。
上位の学生は、ずっとみんなから注目されて楽しい学生生活を謳歌します。
ところが下位のグループはスポットライトの当たらない存在として話題に上がる事はありまえせん。
最悪「いじめ」の対象となることが多いようですね。
一歩で、アメリカ人はサクセスストーリーが好きなので、こういった下位グループの生徒が映画の主人公になるケースは少なくありません。
映画では最後に下位グループにいる主人公が、上位の生徒に勝って見返してハッピーエンドとなりますが、実際は上位グループは圧倒的な立場や基盤を持っており、そのような逆転勝利はかなり難しいのが現状ですね。
日本との違い
日本との大きな違いは、グループ間の接点が多くないということです。
平等な接し方ではありませんが、日本では上位のグループでも下位のグループとコミュニケーションをとることが珍しくありません。
一見すると格差がないように感じられる場合もあります。
しかし、アメリカの場合は上位は下位に対してまったく興味を示さずに、いないものとして振る舞っているケースが見受けられます。
言うならば完全無視。
ほとんどいじめです。
また日本以上に部活動の影響があることも大きな特徴ですね。
日本でも、サッカー部やバスケ部の生徒はクラスの中心になりやすい傾向があります。しかしアメリカは、そんな影響力どころではありません。
たとえば多くのハイスクールでは、花形スポーツであるアメフト部のキャプテンはスクールカーストの頂点に君臨します。
チアリーダーのキャプテンはヒロイン的な存在であり、女性のなかで最上位に位置することが多いです。
特にスクールカーストの頂点に立つ女生徒には、「クイーンビー (Queen Bee)」という頂点を意味する特別な名称で呼ばれることがあります。
これは文字通り「女王蜂」を表し、一人の女王蜂がその他の働き蜂を従える様子から来ています。
要は「女王様とその取り巻き立ち」ということですね。
もちろん「クイーンビー」の存在感と影響力は半端なくあります。
他にも「スクール・ディーヴァ (School Diva)」や「スクール・プリンセス (School Princess)」などの呼び名もあるようです。
「スクール・ディーヴァ (School Diva)」ってすごい呼び名ですよね。
「Diva」って神々し輝きをもつ女性って意味でしょう?
立場的にそういった位置づけなんでしょうね。
さすがはアメリカ的発想!
また、そのスクールカーストのヒエラルキートップから下に向かって数段階の格付けが存在しており、それぞれ名称が決まっていることも特筆すべきポイントです。
詳しくはこちらをご覧ください。
こういったことから、アメリカのスクールカーストは、日本より世間的に認知されていて、より学校生活に深く浸透していることが分かるでしょう。
良いか悪いかは別にしてですが。(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「スクールカーストの”あるある”やアメリカと日本の違いを調査!」について紹介しました。
「スクールカースト」なんて言葉、僕が学生の頃には無かっただけに、そんな階級制度があるのかと、とても怖い感じがします。
3歳の娘が小学校や中学校、高校に行くようになったらどうなっているのか・・・・。
めちゃくちゃ心配です。
しかしスクールカーストなんて小さな世界ですよね。
卒業して社会で働きだせば、学校生活なんてたいした事はなかったな、と思えますが、学生にとってはこれが全てですものね。
スクールカーストについてはこちら「【スクールカースト】男女生徒の高校生活の違いや診断方法を調査!」をご覧ください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。