こんにちは、まろです。
あなたは今までに「白い虹」って見た事ありますか?
僕はありませんでした。
ありませんでした、と過去形なのは、本日、長野県白馬村で「白い虹」が出た!とニュースになっているのを見たからかです。
そう、見たと言っても直接ではないんですよね。
ちょっとごまかしました。
でもすごく珍しくないですか、「白い虹」って!
気になったので調べてみたら、ネットでも話題になっていました。
その中でも今回は白い虹に関する噂は「都市伝説で意味あるのか?」や
「東日本大震災直前に白虹を見た!」について調べていこうと思います。
何だか「変な出来事の予兆」とかなら嫌じゃないですか。
しっかり調べますよ。
それでは行きます。
1.白虹ってどうして白いの?
まず、最初にどうして白い虹が見えるのか、について紹介していきます。
これを読んでいただいた方が、次の都市伝説がより分かり易くなると思いますので。
冒頭でも言いましたが、長野県白馬村で、本日2018年6月7日(木)午前6時頃に白い虹が観測されました。
気象用語として「白虹(しろにじ)」、または「霧虹(きりにじ)」と呼ばれています。
本記事では「白虹」で統一しますね。
白虹はどうして白いの?
一般的な「虹」は太陽の光が「雨」に反射して起こる現象です。
雨粒や湿気の粒がプリズムの役割をして太陽光を分光します。
これが赤黄燈緑青藍紫と呼ばれる7色に見える事から、虹がカラフルに色づいて見えるのです。
ところが白虹は太陽の光が「霧」に反射することによって見られます。
そして霧の粒は雨粒よりも粒子が細かいために、プリズムのように反射せずに、全ての色の光が同じように拡散されます。
これを遠くから見ると「白」に見えるというわけです。
今朝の長野県白馬村周辺では、霧が晴れつつあるそのタイミングで日光が差し込み、はっきりと白虹が現れました。
朝虹は雨のサイン、とよく言いますが、白虹はこれから日が差してくる「晴れ」のサインとして知られています。
2.白い虹の噂って都市伝説で意味あるの?
「白い虹を見たら」大地震の前兆!?
というの噂があります。
これは本当に都市伝説なのでしょうか。
白虹の都市伝説ではないですが、昔バラエティ番組内で都市伝説として、虹を見て地震が来るのを的中させた人物として、椋平広吉 (むくひらひろきち)が紹介されています。
この椋平広吉氏は地震の研究をしていて、虹と地震が密接な関係があるとして地震が起こる前の予兆として「ある種」の虹が出ると言って地震を予測し始めました。
その的中率はなんと86%にもなったそうです。
本当に~?
と疑いたくなりますよね。
大丈夫です。僕も疑っていますから(笑)
そしてその地震の予兆を知らせるの虹を「椋平虹」と名付けました。
椋平広吉は数十年の間、大きな地震を当ていましたが、1930年11月26日 午前4時3分に起こった北伊豆地震の前日にこの地震の事を予言していた事が明らかになり世界中から賞賛されました。
当時アインシュタインからは
「親愛なる日本の科学者ムクヒラ君。
貴君が今回、日本に起こった大地震を前日に予知したニュースを知り、遥かに敬意を表します。」
とか
エジソンからも
「日本の生んだ偉大なる天才ムクヒラ君。
現代、世界地震研究家の間に問題となっている地震予知が、貴君によって発見せられたことは、誠に喜ばしい事です。」
とコメントを受けています。
権威づけではないですが、世界各地からこんなコメントを受けていた椋平広吉氏は
本当に地震を予測していた?
椋平虹とは?
こちらが一般的に「椋平虹」と呼ばれている虹です。
おそらくあなたもご覧になった事があるはずです。
椋平虹画像1
椋平虹画像2
椋平虹画像3
いかがですか。
見たことありますよね。
アーチ状ではなく一部分だけの虹。
しかも白虹じゃない!
椋平広吉は、これを椋平虹と名付けて地震の予兆としていましたが、
この虹、あなたも見た事あるって言いましたよね。
そうなです。
虹は本来雨上がりの青空にかかる事が多いです。
そして日の角度や湿度、水分量によって虹の見え方は変わってきます。
つまりこの椋平虹が出ている後に大地震が起こるのではなく、地震が起きた前日(あるいは前々日)にたまたま虹が出ていて、その後地震が起こったとも考えられますよね。
椋平広吉氏がこの「椋平虹」を見て地震を予知したと発表する。
もちろん当たる時もあるでしょうが、外れた事もたくさんあったのではないでしょうか。
その後、椋平広吉氏には郵便ハガキによるトリック詐欺という事が明るみになります。
鉛筆で自分充てにハガキを出し、帰ってきたハガキの鉛筆を消して再びつかう。
これで消印が押された偽装ハガキの完成です。
地震が起こった後に消印入りのハガキを投函することで、以前からこの地震の事を知っていた、と言っていたのです。
こ、こずるいな・・・・・。
そういったわけで、この椋平虹に関してはあくまで都市伝説に過ぎず意味はないという結論にしておきますね。
これには日本人はもちろん、世界の偉人たちもびっくりでしたでしょうね。
ただしこれは「奥平虹」の都市伝説について話しただけで「白虹」についてはまだ話が残っています。
それは次の章でくわしくお伝えしますね。
3.白い虹を東日本大震災前に見た?
実は白虹に関しては大地震の予兆ではないかとの噂は結構あります。
地震前の白虹目撃例
2015年4月29日
群馬県南部でM4.5の地震が発生。
4月27日山梨県富士吉田市で白虹が撮影される。
2016年5月31日
千島列島北西沖でM6.1の自信が発生。
5月29日に北海道七飯町で白虹が撮影されています。
2016年9月26日
北海道南部の浦河沖でM5.5の地震が発生。
その2日前9月24日に北海道亀田郡七飯町で白虹が目撃されました。
2016年6月20
千葉県北西部でM4.6の地震が発生。
6月17日には神奈川県で白虹が目撃されている。
2016年8月27、9月9日
アメリカミズーリ州とニュージャージー州ではM2.5、M3.4の地震が発生。
8月22日、ミズーリ州ニューヘブンで白虹を撮影している。
東日本大震災
実はあの2011年3月11日の東日本大震災直前にも白虹が目撃されています。
更にいうとあの椋平虹も目撃されているのです!!
どうですか!
ここまで材料がそろうと白虹 → 地震起こる説もあながち気のせいではないのかも知れませんね。
怖がらせるつもりはありませんが、1936年の2・26事件の前日には太陽を白い虹が貫いていた、広島に空襲後にもこの白虹現象があったと書いてある本もありました。
こちらの方は地震などの「天災」ではなく、人間が起こした間違いなく「人災」ですが。
そんな事にも白虹は反応してくれるのでしょうか。
謎です。
白虹は確かに珍しくいですが、地震との関係は今のところなんの確証もありません。
それを言い出したら、今朝白虹が観測された長野県白馬村での白虹目撃情報が一番の地震直近という事になります。
地震の時に必ず白虹があるわけでもありません。
白虹が出たからと言って、地震が絶対起きる訳でもありません。
あまり気にしないようにしておきましょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「白い虹の噂は都市伝説で意味あるの?東日本大震災前に白虹を見た?」について記事を紹介しました。
いや~、白虹と地震の関係性ってありそうで怖いですね。
椋平虹もそうですが、白虹を見かけたら、ちょっと気をつけてみるのもありかもしれませんね。
単な都市伝説かもしれませんしね。
あまり気にせず行きましょう!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。