こんにちは、まろです。
観葉植物の育て方、というか長く楽しめる管理方法を書いてみようと思います。
アレンジや花束に比べて長く楽しめる観葉植物は、ギフトにもインテリアにもぴったり!
特に開店祝いには良く使われます。
観葉植物の贈り物については「開店祝いのおすすめフラワーギフトはどれ?色合いや予算はどうなの?」でも詳しく書いてあります。
基本的には手があまりかからず長持ちするので、アレンジや花束と比べても喜ばれる事が多いです。
観葉植物は、もともと「樹」の部類なので何もしなくても長くもつ・・・・・はずなんですが、僕はよく枯らしていました。
どうしたら上手に育つか、簡単に長く楽しめる方法はないのかといろいろ調べてみました。
結果、観葉植物の性質に合わせて、置き場所や水やりに気をつければ、そんなに手をかけなくても育ってくれる事が分かりました!
逆に「手をかけすぎて枯らす」人が多い事もわかりました。
じゃあどうしたら良いのか?
これから観葉植物を長持ちさせる「コツ」を書いて行きますのでぜひご覧ください。
なんだそんな事でいいのか、「コツ」が分かってしまえば本当に手がかからず簡単です。
きっと今まで観葉植物を上手く育てられなかった「あなた」にも出来ますよ!
それじゃあ今回も頑張って行きます!
・コツ1.置き場所は?
先ず置き場所ですが、ほとんどの観葉植物は乾燥気味を好みます。
あまりジメッとしている狭い空間はとても苦手で病害虫の原因になります。
風通しの良い広い空間だと、それだけで植物の呼吸が楽になり、丈夫に育ち易くなります。
ただ風通しが良い場所と言っても、エアコンなど空調の風が直接当たるのは嫌がります。
葉の中から乾燥して、葉が変色したり散ったりしたりする事もあります。
植物は自分が嫌がる環境だと、動けないのでその環境に「慣れ」ようとします。
それが植物にはエネルギーをたくさん使う事になり、大変なストレスになります。
そんな状態が観葉植物にとって良いはずがありませんよね?
その観葉植物がストレスなく過ごせる快適な空間環境にしてあげるのが大切ですね。
・コツ2.温度は?
観葉植物は原産地が温暖、又は熱帯の地域が多いため、暑さには強く寒さには弱い性質があります。
当然、冬の寒さに弱く、そこで管理方法を間違えると葉も株も寒さで傷んで枯れてしまいます。
冬場の夜間は、室内でも大体15℃前後が必要ですので、夜に冷え込みが厳しくなりそうな場所には置かないようにしましょう。
外に置いているものなら、夜間だけでも室内に入れたりして防寒対策をしてあげると喜んでくれるはず。
冷え込みそうな夜は、観葉植物の鉢の周りを段ボールやいらないバスタオルなどで覆ってやるのも有効です。
夏場は30℃を超えてくると、観葉植物も暑がり元気がなくなってきます。
風通しの良い場所で管理してあげましょう!
・コツ3.水やりは?
先ほども書きましたが、観葉植物は湿度の高いジメッとした環境を嫌がります。
ですから植わっている土がいつも湿っている状態は苦手です。
観葉植物を枯らしてしまう原因は「水のやり過ぎ」一番です。
いつも土が湿っていると、空気もうまく通らず、観葉の根が呼吸出来にくくなります。
そうすると生育する力が弱くなり元気に育ってくれなくなります。
土が乾くまでは水は無し!
乾いてから、指で土を触ってみてまだ湿気があるようならまだガマン。
理想は土の中まで乾いてから水を与える。
この方が根が強く育ってくれて植物全体が丈夫に育ってくれます。
そして水を与える時はたっぷりと鉢の底から流れ出るまでやりましょう。
これで新鮮な空気が土の中に入り、古い空気が出て行きます。
そして受け皿にたまった水は捨てましょう!
これも根の呼吸を妨げる根腐れの原因になります。
後は、水を与える時間帯に気をつけて下さいね。
夏の暑い日中に水をやると、水温が髙く土の温度が上がり、まるでお湯をやっているよう感じになります。
また、冬の厳しい朝方や冷え込みそうな夜間の場合は、今度は鉢の中で水が凍ってしまい根っこを傷めてしまいます。
夏場も冬場も出来れば午前中涼しいうちに水をやるのが良いでしょう。
・コツ4.光って必要なの?
観葉植物は直射日光が当たらない日よけがある戸外、あるいは室内のカーテン越しに優しい光が入る場所を好みます。
日陰が好きな品種もありますが、ほとんどは優しい日差しが大好きです。
植物は、やはり太陽の光で光合成をして栄養分を作ります。
全く日が当たらないよりは日当たり、それも戸外なら日除けがある優しい間接的な日差しです。
夏場に外で直射日光を受けたら葉が焼けてしまう事があるので気をつけて下さいね。
・コツ5.耐寒・耐暑性って何?
寒さに強い性質が「耐寒性」。
暑さに対して強い性質が「耐暑性」です。
基本的に寒さに弱い観葉植物ですが、耐寒性のある品種もあります。
ユッカやオリーブなどがそうです。
ただ勘違いしてはいけないのが、「耐寒性がある」というだけで寒さが好きなわけではありません。
寒いよりは暖かい方をもちろん好みます。
できるだけ冬場は、外より室内で管理してあげましょうね。
耐暑性については、空気こもらない、流れる場所であればそれほど心配しなくても大丈夫です。
・コツ6.肥料・植え替えは?
肥料は春から秋にかけて観葉植物用の肥料を与えておくと良いでしょう。
ただし、観葉自体が元気な場合です。
もし何かの原因で弱っている場合、肥料を与えると、よりひどくなる場合があるので注意してくださいね。
弱っている体に薬を注射しても、それに対する体力がないと薬に負けてしまいますから。
そして冬場もあまり肥料は必用ありません。
観葉植物は春から秋にかけて成長しますが、冬場はほとんど休眠していて成長していません。
だから肥料も必要ないのです。
もし根が鉢の底から出てきたり、土があまり保水しなくなってきたら植え替えのサインかもしれません。
春から秋にかけての暖かい日に、一回り大きい鉢にごそっと植え替えてあげましょう。
まとめ
観葉植物も生きています。
その生育環境に合わせて管理してあげれば、思っているほど手はかかりません。
それどころか場所や温度、光や水が合っていれば、放っておいても育っていきます。
大切なのは、その観葉植物にとって負担が少ない場所にしてあげるという事ですね。
ぜひ一度試してみてくださいね。
他にも花束を長く楽しむ為には、「花束を長く楽しむのはこんなに簡単だった!3つの事だけ気をつけよう!」にも詳しく書いてありますよ。
花束もこんなに簡単に長持ち出来るのか!と驚かれるはずです。
また、アレンジも「フラワーアレンジを長く楽しむ為に気をつけたい、たった3つの事!」の中で簡単に長く楽しむ方法を詳しく紹介しています。
どちらも一度試してみる価値ありですよ!
良かったらご覧くださいね。
本日もありがとうございました。