こんにちは、まろです。
あなたは東野圭吾の名作「手紙」を映画や舞台でご覧になった事がありますか。
個人的にはとても大好きですが、なんとも深く考えさせられる、人間の本質をついたちょっと「重ため」の作品だと僕は思っています。
あなたはどう感じましたか?
そんな東野圭吾さんの「手紙」この度テレビドラマ化される事が決定しました!
これはとても注目ですね。
冒頭でも書きましたちょっと「重ため」の作品なので、その内容からどんなキャストや演出になるのか、今からとても待ち遠しくてワクワクしています!
そこで、テレビドラマ化される東野圭吾さんの主役や監督、演出などキャストが気になったので調べてみました。
一体どんなキャストでしょうね。
更にドラマ版だけでなく、映画版と舞台版でのキャストも調べて比べてみようと思います。
ぜひ楽しみにして下さいね。
それではいきます!
1.東野圭吾「手紙」あらすじ・ストーリーは?
先ずは、「手紙」についての説明とあらすじを簡単に紹介します。
原作
原作は東野圭吾さん。
2003年に単行本が発売されました。
第129回直木賞の候補作として注目されました。
2006年に文庫版は発売。
なんと1ヵ月で100万部以上を売り上げるミリオンセラーとなりました。
2007年時点で140万部を超えており、2018年現在も売れ続けている大ヒット作品。
あらすじ
弟の大学進学のための金欲しさに空き巣に入った武島剛志は、思いがけず強盗殺人まで犯してしまう。
突然独りぼっちになり、途方に暮れる高校生の武島直貴だったが、謝罪するつもりで訪れた被害者の家の前で、遺族の姿を見かけただけで逃げ出してしまう。
高校の卒業式の2日前の直貴の元に、獄中の兄から初めての手紙が届く。
それから月に一度、手紙が届くことになる。
獄中の兄の平穏な日々とは裏腹に、進学、就職、音楽、恋愛、結婚と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、彼の前には「強盗殺人犯の弟」というレッテルが立ちはだかる。
それでも、理解してくれる由実子と結婚して一時期、幸せが訪れるが、娘の実紀が仲間はずれにされ、正々堂々と生きて行く意味を考えてしまう。
そして剛志との縁を切るために、獄中の兄に宛てて手紙を出すのだった。
(wikipediaより引用)
あらすじを読むだけでもこう心に「ずん」と重たいものがおりてくるような感じがします。
もし自分の身内が殺人者だったら、一体自分は世間からどう見られるのだろうか?
今の生活は?
仕事は?
収入は?
家族や恋人は?
人間関係は?
今の生活が壊れる・・・・?
考え始めるとどんどん悪い方へ考えてしまいます。
この作品は、普段はテレビの中のニュースで観るそんな出来事が、自分の身に起こったら?と考えさせてくれる作品でもあります。
傷を負うのは決して被害者だけではありません。
被害者と被害者遺族、それに「加害者家族」も深く悲しい傷を負ってしまいます。
そんな事を考えさせてくれる作品てなかなか無いですよね。
そういった意味からも、この東野圭吾さんの「手紙」は秀逸な作品だと思うのです。
2.東野圭吾「手紙」ドラマ版のキャストは?
映画、舞台と作られてきましたが、「手紙」がドラマ化されるのは初めてです。
キャストはどうなっているのでしょうか。
発表があったのは、今のところ主人公「武島直貴」役が亀梨和也(KAT-TUN)に決まったという事だけです。
他のキャストや配役はどうなってるのでしょうか。
まだ後日の発表になりそうです。
分かり次第、追加情報をのせて行きますね。
とりあえず今は主演が亀梨和也(KAT-TUN)さんに決まっています!
原作者の東野圭吾さんは、亀梨和也さんに対して、
「『手紙』は、私自身が答えを探しながら書き継いでいった作品です。
亀梨さんも、演技を通じて何らかの答えを発見されるのでは、と思います」
とエールを送っています。
演出は、「神様のカルテ」などを手がけた深川栄洋。
これはまた原作や映画、舞台とも違った新しい切り口での演出になりそうですね。
シリアスは内容の社会派ドラマですが、ワクワクがとまりません!
とても楽しみで今から待ち遠しいです。
ここからは亀梨和也(KAT-TUN)さんのコメントです。
「手紙」ドラマ化及び主演の話を聞いたときの気持ち
テレビ東京のドラマ、東野圭吾さんの作品、どちらの出演も僕にとっては初めてなので、本当にワクワクしています。
初めての角度でお仕事ができる事に、いろいろな期待を持ちました。
観るこちらもかなり期待をしています。
東野圭吾作品の映像化について
東野圭吾さんの作品は、社会性やテーマ・メッセージ性がある作品が多いので、自分がその作品に参加させてもらえることを非常に嬉しく思っています。
東野圭吾さんの作品の中でも、特にこの「手紙」はメッセージ性が強いですよね。
どんなドラマになるのか本当に楽しみです。
役作りや心がけていること
役作りに関しては、あまり用意しすぎないほうがいいかなと思っています。
まずは監督の指揮にしっかり反応できるようにいられたら。
その中で、目の前で起きている事、感情、そういうものに敏感でいたいなと思います。
そしてそれを自分がどう捉え、表現できるかということを大事にしたいと思います。
撮影中は何かに悶々とする時間になると思うので、それを抱えられる自分でいたいと思っています。
表現者としての亀梨和也さんがどんな解釈をして演じるのか、今から楽しみです。
武島直貴の人物像
事件の当事者なのか何なのか…とても難しい立ち位置にいる人物ですよね。
決してスポットライトを浴びるようなキャラクターではない。
そこがこの作品が持っている魅力であり、メッセージなのだと思いますが、僕自身、その難しさ、もどかしさにハマっていけたらと思っています。
主人公の「武島直貴」の心の揺れや動きを演じるのはとても難しそうですね。
亀梨和也(KAT-TUN)さんの「武島直貴」がどんな人間なのか、プレッシャーもあるでしょうが、ぜひ新しい「武島直貴像」を作ってもらいたいです。
視聴者へのメッセージ
ドラマの時代設定は原作よりも現代的に、2018年の今の時代に沿った内容になっています。
誰もが直貴の兄・剛志のような加害者になり、そして被害者になりうる要素を持っている。
それも、無意識のうちに…。この作品の出来事以外にも、どんな些細なシチュエーションでもそうなりうる時代だからこそ、このドラマを通して、視聴者の皆さんに何かを感じてもらえれば、そんな作品にできればと思っています。
より今の時代にあった内容って?
どんな風に演出・脚本が作られてい行くのか作品の最も大切な部分です。
亀梨和也(KAT-TUN)さんと他の出演者の方との絡みも気になります。
本当に早く詳細が知りたいですね。
亀梨和也(KAT-TUN)さんのコメントについては「亀梨和也の最近のコメント力が凄すぎ!人気の理由や評判・人柄は?」もぜひご覧くださいね。
3.東野圭吾「手紙」映画版のキャストは?
続いて映画版の「手紙」についてキャストを紹介しますね。
2006年11月3日に公開されています。
映画版キャスト
[su_box title=”映画版キャスト・メインスタッフ” box_color=”#0d3cd1″ title_color=”#ffffff”]
武島 直貴 – 山田孝之
兄と2人暮らし。のちに人生の転機を迎えるたびに兄の犯罪が付きまとう。愛する家族を守るために、兄に離別の手紙を書く。
武島 剛志 – 玉山鉄二
直貴の兄。
直貴を大学に行かせるための金欲しさから強盗殺人を犯してしまう。
直貴を思う気持ちから刑務所から手紙を書き続けるが、ある出来事を境に、直貴から離別の手紙を送られる。
白石 由実子 – 沢尻エリカ
基本的に原作通り関西弁でしゃべる。
直貴に一方的にアプローチし、後に精神的支えとなる。
彼女もまたある事情を抱えていた。
中条 朝美 – 吹石一恵
直貴の恋人。
犯罪者のために、顔に一生消えない傷を負ってしまう。
中条 – 風間杜夫
GSコーポレーション専務。
朝美の父。
嘉島 孝文 – 山下徹大
朝美の婚約者。
寺尾 祐輔 – 尾上寛之
直貴の同級生であり友人で、お笑いコンビ「テラタケ」を結成する。
誤解から直貴を殴ってしまうが、後に直貴の真意を知って和解する。
緒方 – 高田敏江
緒方忠夫の母(被害者)
緒方 忠夫 – 吹越満
剛志の犯罪被害者の息子。
平野(会長) – 杉浦直樹
直貴の勤務先であるケーズデンキの会長。
ケーズデンキ店長 – 小林すすむ
直貴に倉庫に異動を言い渡す。
倉田 – 田中要次
直貴の仕事場の先輩。過去に千葉刑務所に服役。
バーのマスター – 松澤一之
直貴のバイト先
神山 裕子:石井苗子
お笑いコンビ「テラタケ」の所属事務所社長。
映画版メインスタッフ
- 監督:生野慈朗
- 脚本:安倍照雄、清水友佳子
- 主題歌:赤橋瞳「コ・モ・レ・ビ」
- 挿入歌:小田和正「言葉にできない」、若山かずさ「縁切寺」他全12曲
[/su_box]
映画観ました。
主人公の武島直貴役が山田孝之さんでとても心が揺れ動く主人公に感情移入した記憶が残っています。
それぐらい集中して観たような気がします。
他の共演者も豪華ですよね。
玉山鉄二さんが武島直貴の兄「武島剛志」役、沢尻エリカさんがヒロイン「白石由実子」役、武島直貴の一時期の恋人「中条朝美」役に吹石一恵さん。
みなさん主役級の方ばかりで脇を固めてるのがすごい!
映画は映画の良さがあります。
必見ですよ!
4.東野圭吾「手紙」舞台版のキャストは?
では舞台版のキャストはどうでしょうか?
調べてみました。
2008年4月に舞台劇「手紙」として上演されています。
また2016年1月、2017年1月には、ミュージカルとしても公演しています。
2008年
「メインキャスト」
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- 武島直貴役:相葉弘樹
- 武島剛志役:進藤学
- 白石由実子役:富田麻帆
- 脚色・演出:菱田信也
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2016年
「メインキャスト」
[su_note note_color=”#66b9ff” text_color=”#000000″]
- 武島 直貴:三浦涼介
- 武島 剛志:吉原光夫
- 白石 由実子:北川理恵
- 寺尾 祐輔:廣瀬大介
- 平野:川口竜也
- 中条 朝美:礒部花凜
- 嘉島 孝文:上野哲也
- コータ:岡本悠紀
- アツシ:和田雅成
- 脚本・作詞:高橋知伽江
- 演出:藤田俊太郎
- 作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子
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2017年(再演)
「メインキャスト」
[su_note note_color=”#66b9ff” text_color=”#000000″]
- 武島 直貴:柳下大、太田基裕 ※ ダブルキャスト
- 武島 剛志:吉原光夫
- 白石 由実子:小此木まり
- 寺尾 祐輔:藤田玲
- 平野:川口竜也
- 中条 朝美:和田清香
- 嘉島 孝文:染谷洸太
- コータ:加藤良輔
- アツシ:GOH IRIS WATANABE
- 緒方 敏江:五十嵐可絵
- 検事:山本紗也加
武島直貴役がダブルキャストになりラストシーンもオリジナルに変更になりました。
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調べてみたら3回も舞台化されて上映されています。
やはりそれだけ人の心に重く沈んでいく作品だという事です。
舞台化、またしませんかね。
今度は絶対観に行くからな!
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
東野圭吾さんの「手紙」がテレビドラマ化されるのを機会に、あらためて舞台はもうしていませんが映画を観たくなりました。
あたなはどうですか。
観たくなりましたよね?
ドラマでは亀梨和也(KAT-TUN)さんが主演で武島直貴役という事ですね。
他のキャストの情報も早く公表してくれる事を願います。
亀梨和也(KAT-TUN)さんについては「亀梨和也の最近のコメント力が凄すぎ!人気の理由や評判・人柄は?」もぜひご覧くださいね。
映画や舞台の世界観と比べてどう違うのか、どういう風に観せるのか、とか本当に早く見たいです!
ドラマが始まったら、ぜひ映画と舞台のキャストと比べてどうなのか、あなたも考えてみて下さいね。
本日も最後までありがとうございました。